第2章 黒の教団
「かんだー」
結局、後を追いかけてきたけれど追い付けなかった。
どこに行くかは聞いてなかったけど、きっとこの時間なら自室だろう。
「・・開いてンだろ。」
ビンゴ―!やっぱ部屋おる思ってんなー。
「はあーい」
ガチャっと音が鳴りながらドアを開けると薄暗い部屋。
窓やカーテンも全部締め切っている。
廊下等、光がある所から急に入ると目が慣れるのに少し時間がかかるみたい。
ガチャッ
「なんでこんな暗いんよー
電気付けるでー?」
扉を閉め、電気電気っと言いながらスイッチを押そうとした瞬間。
ドンッ
へ・・?
急に肩を掴まれ身体が壁へと押しつけられる。
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