第15章 ノアの一族
「おい、いまなんか跳ねたぞ。」
ヒッチハイクしていたデカい奴は人力車に勢いよく当たり頭上を舞っていく。
って!普通気付くだろ!!デカかったぞ!!
「てぇえと!!」
「お前かよ・・」
勢いよく走っていた人力車は止まり、跳ねた奴を見てみると起き上がりこっちへ歩いてきた。
何も話すことなく俺とデビットの間へと座ってくる。
狭い!!
「千年公とロードが来たってことは"箱"ができたんだ。」
「だろうなぁ。」
「で、甘党はなにしに来たんだよ?」
「甘党じゃねぇ。スキン・ボリックだ。
俺が殺し担当の眼鏡元帥がこっちに向かった。ただそれだけのこと。」
「あ~お前もか~
な~んか俺らみんな落ちこぼれ社員みたいだな。」
「それだけのことぉおお!!」
「俺はちげーぞ!!」
「ヘヘヘヘ~社長に怒られるぅ!
ひゃはははハッハ~ヘヘヘ!」
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