第14章 船上の敵?
────日下部夢
珍しく神田が話しがあると部屋に入ってきた。内容はあたしが未来がわかるのかという事。
未来がわかるわけではないけれど、断片的にはわかる事を伝えた。
けど完全にはあたしの言ってる事を信用していないな。
まあ、アレンとかならまた違うのかもしれないけど神田は特にそういう非現実な事を信用しない性格だしな・・
仕方ないか。
でもあの目で見られるのは嫌だ。初めて会った時の疑いの目・・
「夢は居るか!?」
「どうしたん!?」
急いでいる感じがしたので、神田との会話中だったけど優先的にドアを開けた。
「師匠が・・神田!ここに居たのか・・探したぞ!」
「元帥がどうした!?」
「何かあったん!?」
「いいから来てくれ!!」
あたしと神田は何があったのかと顔を見合わせ、マリに着いて行った。
この様子じゃ敵ではなさそー。
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