第14章 船上の敵?
あたしは自室に帰り団服から私服へと着替えた。
戦闘もないだろう・・久々にゆっくりできるんだぁああ!!
コンコンッ
誰やろ。
「はあい!空いてるよー!」
「鍵閉めとけよ。」
「神田!」
ガチャッと扉が空いた先には、団服姿に六幻を腰にさしているいつもの神田の姿。
「お前・・気抜きすぎだろ。」
「だって師匠もAKUMAはおらん言うてたし、ゆっくりしろ言うてたやーん。
もうすぐ戦争が始まるんやし、神田もゆっくり休まなしんどいでー」
バサッとベットに寝転がりながら返事をする。
神田はいつだって戦闘万全のようだ。あたしは今、襲撃されたら死ぬな。それぐらい気を抜いている。
だってずーーーっと外なんやで!?
通常任務の時は教団に帰ったら休めるけど、ずーーーっと帰ってへんねんで?
しんどいやん。
ふと神田の方を見ると真剣な顔をしてこちらを見てきた。
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