第14章 船上の敵?
「はぁー・・気持ち良いー」
ってなわけであたし達は、船に乗っております。船から流れるような潮風を浴びるのはとても気持ちが良い。
この船は客船だろうな。汽車と歩きで向かっていたのは港だったみたい。
今の時代の日本は鎖国状態らしい。この船の運航会社が教団の協力者らしくて、特別に日本日本寄ってくれる事になったみたい。
「この町から江戸までは二週間かかる。」
「に、二週間も!?」
「長旅になるね。この間にしっかり休息をとって、江戸での戦闘に備えよう。激しい戦闘になるだろうからね〜。
じゃあね〜。」
「1人になると「ダイジョーブ!」
ひらひらと手を振りながら歩いていこうとする師匠。
神田が歩いて行こうとする師匠を止めようと言葉をかけるも最後までいわせてもらえなかったみたい。
「そんなに大きくない船だし、ここにAKUMAは乗っていない。
君達もゆっくりと休みなさい。」
「わかりました。」
師匠がAKUMAは居ないというのだから信用できる。ここ最近ずっと戦闘から抜け出せれなかったから、やっとゆっくりできるのか・・
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