第13章 奇妙な館
「こっちへ!!」
師匠を横へと引っ張り、神田とマリがドアから入っていき真っ正面から斬りかかる。
あたしは師匠を連れて2人の後ろから着いて行く。大きな杖は邪魔になるから発動もさせていない。2人がきっと片づけてくれるだろう。
数が多い為に2人の戦闘でAKUMAと共に建物に傷がたくさん入っている。爆発した箇所もある。
「・・やっぱり屋内での戦闘は無理があるよ・・」
奥に進んで行くと大きな部屋へと出た
「ようこそエクソシスト!」
「良かった~まだ生きてた!」
先ほどのlevel2のAKUMAだ。
「ようやくご対面だね。」
「やるじゃないかティエドール元帥。」
「ほぅ、私を知っているのかい?」
「もちろん。俺達はお前のもっているイノセンスを頂きに来たんだからなっ」
師匠!そんなに軽々しくAKUMAと会話しちゃうの!?
やっぱりこのAKUMA達、師匠狙いか!!
「誠に申し訳ないんだが、そういう訳にもいかないんだ。」
「そうか。それでは力尽くでもらう事にするよ。
その前に舞台を整えようか。」
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