第13章 奇妙な館
この後もいろんなカラクリを堪能した。堪能した・・?堪能させられた。
壁に着いているスイッチを押せば天井からは水が落ちてきて・・廊下を歩いていればいきなり床があがってきて・・
壁にかけられている仮面は近くにある紐を引っ張れば笑顔になる。
おもしろーい!!て、なんなんこの屋敷は!?
「あ・・部屋や。」
まるで書庫のような本がたくさんある部屋。さっそく本に興味を示す師匠。
「なんだろう、この本は。」
「元帥、不要意に物に触れるのは。」
「え、何か言った?」
「あ・・」
そんな神田の注意も間に合わず・・いや、間に合ってたよな?わざとよな?楽しんでるよな?師匠!!
ゴゴゴゴ・・
本を引いた瞬間に書庫の天井が開く。空は見えないから外には続いてないんだろうな。
そこには詰め込んだだけ詰め込まれたAKUMA達が出現する。入口付近に居たlevel2のAKUMAは居ない。全員level1だ。
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