第12章 元帥の元へ
「先行くぞ。」
「あー!待って!」
AKUMAが向かった場所へと走っていくが、なかなか追いつかない。クラウスさんと師匠が後から追ってきている為歩く事にした。
歩いて行くと小さな町が出てきた。
「こんなとこに町・・!?」
町の中へと足を踏み入れるが誰もいない。とりあえず近くの喫茶店らしき所に入ってみる事にした。
キーッ
ドアを開け、中へと入るがそこには異様な光景が広がっている。食べかけのご飯に、椅子の上に置かれてある衣服の中には灰がある。
「どうして・・たった今まで誰かいたみたいなのに・・」
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