第12章 元帥の元へ
「その通り。
ま、君のような朴念仁(ぼくねんじん)にはわからないだろうがね。はははっ」
「朴念仁??」
「無口で愛想がなく、頑固で分からずやって事だよ。」
「あははは〜〜っ」
師匠のツッコミおもろいわ〜!
神田にそこまでズバッと言える人、教団内でもなかなかおらんからな〜!
ゴゴゴッ
「あはっ・・あは・・はは」
隣からすごく睨まれている。わかる。見なくてもわかる。食い殺されそうな形相であたしを睨んでいる。
「なっなんなんじゃ、ありゃあ!!」
ん・・?
荷馬車の運転席から大きな声が聞こえ馬車が急停車した。
なになに!?
運転席の方を見てみると視線の先には見慣れた物体。level1のAKUMAが10体程。
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