第12章 元帥の元へ
────日下部夢
デイシャの亡骸の前で最後のお別れを言った。
デイシャ・・後悔してもしきれない想いがあります。命がなくなってしまう時の顔は一生あたしの頭の中に残ってると思う。救い出せなくて本当に・・・・
デイシャ・・
ノエルが死んだ時、あたしを笑わせようと面白くない事をたくさんしてくれたよね。
修行にも付き合ってくれた。神田の事を好きになってしまった時も相談に乗ってくれたよね。
あの時のあたしはすごく弱かったよね。でも強くなりたいと思う。
これからもっと強くなっていく為に、あたしは笑顔で居るね。
デイシャ・・ありがとう。
天国で見守ってくれていますように・・
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