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聖職者ノ宴【D.Gray-man】

第11章 心臓の鼓動




確か夢は付き合いだした頃に変な事を言っていた。違う世界から来たとかなんとか・・




その時おれはあいつのよく言うしょうもない冗談だと思って軽く受け流した。そんな事あるわけねぇ。それ以来、アイツはその話しをしなくなった。




でもさっきの内容はノアの一族の事を言っていた。しかも名前まで・・出会う場所もわかっている感じだった。何故わかる?




「神田か・・?」




「マリか。」


声がした方を向くとマリの姿。団服に汚れがあり息が上がっている。今までずっと戦っていたんだという事がわかる。


追いついてきやがったのか。



「デイシャと夢に連絡してみるか?」




「そうだな。」


ゴーレムに話しかけるが、2人からの応答はない。




・・嫌な予感がする。




「何か嫌な感じがするんだが。」




マリも同じ事を思ったのか・・




「急ぐぞ!!」



















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