第10章 再会と別れ
あたし達はやっとバルセロナ都市の隣町までやってこれた。
でもさっきから一体か二体ずつAKUMAが出現している。その度に誰かが破壊し、先に進むといった感じ・・
「ッチ。イノセンス発動。」
今回現れたのはlevel2の一体のAKUMA。イノセンスを発動させ壊しにいく神田。
一体だけか・・任せよーっと。
これじゃあ時間がかかって仕方がない・・
「ゲヘヘヘヘ!無理だ無理だ!
元帥共は助からねエ!!ノアとアクマが大軍で奴らを追いかけてるんだぜ?
お前らがこうしてオレを壊してる内にも・・」
とどめの一撃を加える寸前にAKUMAが放った言葉。何故かひっかかる・・
「うるせエ」
気にも止めずに叫んでるAKUMAにとどめをさす神田。六幻についた血を振り払い鞘に納める。
「行くぞ神田。」
「おつかれー!!」
戦闘に向かった神田の荷物を持っていたマリが、神田へと返される。歩き出すマリについて行く一向。
大軍で・・追いかけているか・・
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