第9章 休息
で、負けたのです。見事に。
「手首つけて目を瞑る。」
「え・・?それが叶えてほしいこと?」
「あぁ。」
「なーんや!もっと重労働させられるんか思ったわー!」
ベットへと座り両手首をつけ前へと出す。神田の部屋に椅子は一つしかないから、あたしはよく神田が寝るベットの上に座るのだ。目を瞑りながら神田へと話しかける。
こんなんでどうしてほしいんやろ?
「重労働だ。」
「え?」
神田の言葉が聞こえると同時に手首に違和感を感じる。咄嗟に目を開けると、ロープで手首が固定されている。
は?は?は?
「ちょ・・!どーゆーつもり!?」
「どーゆーつもりでもねぇよ。」
「は!?明らかおかしいやん!!」
ガバッ
ベットから立ち上がろうと足を床につけ力を入れようとすると、ベットへと押し倒された。
「今から何されるかわかるよな?」
「・・・・・・・ワカリマセン。」
「わからせてやるよ。」
「やーーーめーーーてーーーー!!」
ってな感じで現在に至ります。
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