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聖職者ノ宴【D.Gray-man】

第8章 素直な探索部隊




[そっか。
夢ちゃん・・怪我してる?]




「・・・・、・・任務ですか?」


"怪我しているか"この言葉は、動けそうかどうかの確認でもある。だいたいこの質問の後は、任務の知らせだからなー




[察しがいいね~
そこの近くでAKUMAが発生したとの情報がさっき入ってね。もし大丈夫そうなら向かってほしいんだけど・・どうかな?]




「大丈夫です。」




[じゃあそこの町の駅に探索部隊を向かわせてるから10時にぐらいに落ち合ってくれる?]




もう向かわせてるんやん!!
あたしが行くっていうの分かってたな。


っていう突っ込みは胸の中にしまっておこう。





「わかりました!」




[休ませてあげれなくてごめんね・・
帰ってきたらゆっくり休んでね。]




「大丈夫ですよ!ありがとうございます!
行ってきま~すっ」




[気をつけて・・いってらっしゃい!]




「・・・・、日下部殿、怪我がまだ・・」




電話を切り神田の病室へ入ろうとドアを開けると、トマがあたしの右腕を見て心配してくれる。


よく見てくれてるなー・・


















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