第7章 子守唄を聞かせて
「どうしよう・・」
あれから少し歩いた。道がなくなり、屈んで入らないといけないような空間がみえる。
まさかここは入らんよなー・・
「迷っちゃいましたね・・」
「完全にな・・広すぎやねんココ。」
何事もないように屈んでその空間に入っていくアレン。
えええええ・・そんなとこ入るの!?蜘蛛の巣は!?ゴキブリは!?ネズミは!?
たくさんしたい質問がある。汚い・・汚い汚い
あたしは一応レディやねん!!そんっな汚いとこ入れるかぁああああああ
「何してるんです?早く!!」
「・・・・はい・・」
日下部夢、覚悟を決めました。こうしている間にもイノセンスがAKUMAに渡ってしまうかもしれない!!と思い込んでその空間を這いつくばりながら進んでいく。
「あ・・っ!!」
「え!?なにアレン!!」
バァン ジュウゥウウ
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