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黒子のバスケ 短編集☆彡

第2章 看病 【火神】


「もう…熱下がった?大丈夫…?」

今度はゆりが額に手を当てて尋ねてくる。

「ああ、もう下がった。ありがとな。」

安心させるように微笑みかければ、

こいつも肩を竦めて頷いた。

「大我の為だから、いいの」

ギュッと抱き寄せれば聞こえる鼓動が俺に安心をくれる。

Tシャツの上からそっと胸に触れた。

少し身体を揺らして反応したものの、

抵抗してくる様子はない。

胸全体を探るように触れば、

くすぐったそうに身を捩った。

「ねぇっ…ほんとにもう大丈夫?」

若干熱を帯びた甘い声で尋ねてくるゆり。

「もう大丈夫だって。…んなことより、こんなことされて

寝れないのはお前もなんじゃねえの?」

少し意地悪く尋ねてみれば、すぐに赤くなって

「うん…」と答え、手の甲で口元を隠し視線を逸らす。

「お前…なんでそんなにかわいいんだよ…」

俺はそう言って手を退けると、唇を奪う。

「んっ…」

そのまま胸を触れば、こいつの口からは熱を孕んだ

甘い声が漏れてくる。

服の上からその存在を主張して来た頂を指先で

触れば、一層激しく身体が反応する。

「んにゃっ…!」

キスの合間に鼻にかかった甘い声を出すゆり。

「服…捲くるぞ」

俺のTシャツを下から徐々に首元まで捲くれば

他に身に着けているものはない。

「やっ…!恥ずかしい…!」

恥ずかしがるゆり。

「今更恥ずかしがったって、もう何回も見てるだろ?」

「はっ…恥ずかしいのは恥ずかしいんだもんっ…」

本人は至って真面目なんだろうが、今は俺を煽る

材料でしかない。

程よく肉の付いている太もも、キュッと締まっている腰…

自分の息が上がるのが分かる。

そのまま、胸元にキスを落とした。

唇が触れた箇所を少し強く吸えばすぐに残る赤い痕。

そしてまた唇を奪う。

左手で胸に残した痕をなぞり、右手で内腿を撫でる。

「んんっ…ふっ…んっ…」

困ったように眉を下げて甘い声を上げるゆり。

胸の頂を指先で摘んでやると、少し腰が跳ねた。

「はっ…そんなに気持ちいいのか?」

俺が尋ねると、顔を真っ赤にしてコクリと頷く。

どうしてこんなにかわいいのか…

自分も照れているのがバレないように

そのまま彼女の胸に舌を這わせる。

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