第2章 ご対面しちゃいましょう!
私の目の前の5人は私を見てそういった。
「違います!先日の話。相葉さん聞いてなかったんですか!?」
「え?じゃあ、この子が新しい子ー?」
「は、はい!安藤夏といいます!」
私は声が少し裏返りながら頭を下げた。
うぅ・・・はずかしい・・・。
私はうつむいたまま彼らの言葉をまった。
「安藤さんか・・・・。」
「翔さんどうかしました?」
「かしこまりすぎ~。」
「リーダーそれだ!」
え?
私がふっと顔を上げるとそこには五人の笑顔があった。
「声裏返ってるしw」
「なんかかわいー!」
そうやって彼らは私をみて笑っている。
違う意味で恥ずかしいんだけど・・・。
私は顔を真っ赤にしていった。
「よろしくお願いします・・・っ。」
「よろしくね。」
それでも彼らのその言葉はうれしくてたまらなかった。