第2章 ご対面しちゃいましょう!
「じゃ、会っていただきます。」
「はい!」
私は大きな声で返事した。
仕事場に付いた私を待ってたのは彼、元・マネージャーの大平さんだ。
太平さんは私を見てはじめにこういった。
「資料はみましたか?」
「はい!」
すみずみまで目を通した!
やるからには本気で。それが私だ。
「では、会っていただきましょう!」
「はい!」
私が連れてこられたところはある小部屋。
ここに彼らがいるのだ。
「失礼します。」
「どうぞー。」
ドアの向こう側から曇った声が聞こえてきた。
ドアを開ける。
「あれ?この子誰?大平さん。」
「本当だ~、見たことな~い。」
「リーダー、ちょっとだらしないですよ!」
「かわいい子じゃん?」
「大平さんの彼女ー?」
本物だ・・・・・。