• テキストサイズ

伝えたい苦しさが

第2章 ご対面しちゃいましょう!




「では、あとはよろしくお願いします。」


そういうと私に冊子を渡した太平さんは部屋から出て行った。
部屋には私を含む6人しかいない。


「じゃ、俺たちも挨拶しようよ!」

「そうですねー、じゃ、そこはリーダーからっ!」

「えー、俺ー?」

「あ、あの、いいですよ!わ、私わかります!!」


そういって私は頭をふった。
もちろん私はこの人たちを知っている、当たり前だ。
国民的アイドルの名前を知らないものはいないだろう。


「俺らのこと知ってんだ!」

「ま、まぁ・・・私も高校生ですし・・・。」

「ん?高校生??」


私は首を縦ふった。
そういえば、言ってなかったような。


「私高校生です!それで・・・その、私は学校に通いながらお仕事をさせていただきます!休日は一日付きっきりで働きます。」

「へぇ・・・凄いねー。」

「なっちゃんがいないときは俺らでしなきゃいけないんだ♪」

「は・・・・え?」


なっちゃん・・・?
私はあっけにとられ顔を上げた。


「夏だからなっちゃんね!」

「さすが相葉くん・・・。」

「相変わらずのネーミングセンスですね。」

「いいじゃん!別に!!!」

「・・・・ふふっ・・・・。」


面白い人たちっ!
TVでみる変わらない姿に私は思わず笑顔が出てしまった。
/ 18ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp