第3章 初めてのお仕事
「お帰りなさい。」
私はにっこりと笑った。
部屋に入ってきた4人はへとへとでソファに座った。
「はぁ・・・もうやばいー。」
と、相葉さんが言うと、
「相葉くんは動物と遊ぶだけなんでしょー。」
櫻井さんがいう。
「・・・。」
大野さんは黙ってしまっているし。
「・・・はぁ・・・。」
松本さんにかんしては本を読んでいながらも、ため息をついている。
しかしただ一人すごく元気な人もいた。
「ほらっ、次の仕事ですよっ!」
「二宮さん、あんまりですよ、それw」
少し笑いながら私はいった。
二宮さんもわらって私に言う。
「あなたも笑っているでしょう。」
「そうですねw」
ふふっ、面白い。
私はまた小さく笑った。
「あー、ニノとなっちゃん仲良くなってる!」
「いいでしょう、相葉さん。」
「うらやましいかぎりだな。」
「適当ですね、翔さん。」
私、二宮さんと仲良くなれているのだろうか。
よくわからないけど、なれているように見えるのかもしれない。
「さて、お仕事!私も行きますね!」
私が声をかけると五人がいっせいに立ち上がった。