第3章 初めてのお仕事
「お、おはようございます!」
私は朝目を覚ますとすぐにあの5人の元へ向かった。
すでにあの5人は楽屋に来ていた。
「おはよー、なっちゃん!」
「相葉さん、おはようございます。」
「うーん、もう!なっちゃんかわいい!!」
「え、いや、あの!?」
「相葉ちゃんそこまでー、仕事の内容は?」
相葉さんはいそいそと自分の場所へ戻っていった。
私は急いで資料を出す。
「今回は午前中は相葉さん、櫻井さん、大野さんは収録です。松本さんはロケが入ってます、二宮さんは午前中はありません!」
「OK!じゃ、なっちゃんはどうしようか。」
「収録やロケは慣れてるだろう。だったら、夏ちゃんはココにニノと残っててもいいんじゃないか?」
「そうだな、ニノそれでいいか?」
「いいんじゃないですか?」
二宮さんはぴこぴことゲームを熱心にしている。
私は笑顔でうなずいた。
「はい!では、皆さんがんばってくださいね!」
「OK!」
そういって4人は出て行ってしまった。
部屋には二宮さんと私しかいない。
二宮さんのゲームの音が部屋に響き渡った。
なにしてるんだろう・・・?
私は二宮さんの隣にちょこんと座った。
「なにしてるんですか?」
笑顔で聞くと二宮さんは本当に驚いた顔をしていた。