第11章 強く結ぶ～勝負～●

ぐったりと倒れ込むサラの身体を、リヴァイは仰向けにし、脚を大きく開かせた。



サラの潤んだ瞳にリヴァイが映る。

リヴァイもまた、潤んだ瞳でサラを見つめている。

その悩ましげな表情に、サラの身体はまた熱を帯び、リヴァイを欲した。





サラの脚の間へと、リヴァイはゆっくりと腰を沈めていく。

先ほどよりもすんなりと、サラの身体はリヴァイを受け入れた。





激しく粘膜が擦れ合う。





奥へと差し込まれる度、サラの口からは小さく声が漏れた。

時折リヴァイは、その口を激しいキスで塞いだ。





徐々にリヴァイの表情が歪んでいく。

呼吸は荒く、リヴァイに絶頂が近付いている事をサラは感じた。





サラにもまた、2回目の波が押し寄せていた。





リヴァイの腰つきが荒々しくなっていく。
それをサラは全身で受け止めた。



「ぁああんっ！！」



サラが絶頂へと達したその瞬間、リヴァイはサラの膣から陰茎を引き抜き、サラの腹の上へと精液を吐き出した。



生温かい精液がサラの身体を伝い、ストールに染みを作る。

放心状態のサラの耳に、ベルトを締める音が聞こえた。







「…悪かったな。」





そう言うとリヴァイは、サラを残し、格技場を後にした。





【強く結ぶ～勝負～】おわり



（レビュー受付中です(´･ω･`)）