【進撃の巨人】 never ending dream R18
第33章 使命
「何の真似だ?」
銃口を額に突き付けられたにも関わらず、マックスは顔色一つ変えずにいた。
一体、この男は何者なのだろうか。
そして、この調査兵団本部へと潜り込んだ目的は何なのか。
私はマックスの身体に跨がったまま、奪った銃の引き金へと指を掛けた。
「君は何者?」
「見れば分かるだろ?俺は医者だ。」
「目的は?」
「そうだな…。お前とセックスするために来た。」
マックスは悪びれる様子もなく、いつものように笑った。
私は「ふざけるな!!」と、思わず声を荒げてしまう。
この状況でも愉快そうに笑っていられるマックスが、私には異常者に見えてならなかった。