• テキストサイズ

【進撃の巨人】 never ending dream R18

第27章 永久に碧く~願い~


「サラの隣はミケって決まってるんだから。」



私の隣へ座ろうとするハンジに、ロイはいつも笑いながらそう言っていた。



「何だよ。」と最初は頬を膨らませていたハンジも、いつしかロイの真似をするようになり、「サラの隣はミケだ。」と言うようになった。





2人が言うように、私の右隣には必ずミケが座っていた。



それは訓練兵団を卒業し、調査兵団に入団してからも続いた。





まわりから見れば、私達はまるで恋人同士のようだったに違いない。





並んで座る私達の姿を、ロイはいつも嬉しそうな表情を浮かべながら眺めていた。





優しい口調で、穏やかに微笑むロイ。





そんな彼は、ミケの唯一無二の親友だった。




/ 841ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp