第19章 咽び泣く～居場所～●

「ぁんっ…。もっと…もっと強くして…。」



ピチャピチャと卑猥な音を立て、自分の秘部へと舌を滑り込ませるリヴァイの頭を、サラはそっと掴んだ。

壁にもたれ、片脚を持ち上げられるといった何とも不安定な格好。

リヴァイの舌が愛液に濡れる敏感な部分をなぞる度、サラは艶やかな声を吐き、呼吸を弾ませた。





「んっ…。リヴァイ…噛んで…。」



より強い刺激を欲してか、秘部の膨張した突起を口で愛撫するリヴァイへと、サラは頬を赤らめ訴えた。

“命令”と言うよりは“哀願”に近いサラの言葉に応えるよう、リヴァイはベタつく秘部の突起を口に含み、その先端を甘く噛む。



「…っっあん！！」



リヴァイの頭を強く掴みながら、サラは声を上げ、快感に身悶えた。





脚がガクガクと震える。

リヴァイの口内でサラの秘部は熱を帯び、ドクドクと脈打ちながら透明な蜜をこぼす。



「…ぁあんっ…。イっちゃう…。」



自分の脚では立っていられないほどの快感に襲われ、サラは苦しそうな声を漏らした。





今にも崩れ落ちそうなサラの身体を支え、リヴァイは膨張した突起を優しく噛み、その先端を舌先で愛撫し続ける。



「んっあああぁんっっ！！」



ジワリと甘い蜜を滲ませながら、サラはリヴァイの口の中で絶頂を迎えた。





「次は？何をして欲しいんだ？
お前の言う通りにしてやる。」

ヒクヒクと痙攣を起こすサラの秘部から口を離し、リヴァイは荒々しい呼吸を繰り返すサラの頬を撫でる。



壁にもたれ、青い虚ろな瞳でリヴァイを見つめながら、サラはリヴァイの下半身へと手を伸ばした。



「…君のを挿れて欲しい…。
次は“中で”イカせてよ…。」



そう言いながら、硬く起き上がったリヴァイの陰茎を、サラは服の上から優しく撫で回す。



「あぁ…。
お前の“中に”挿れてやる。」



リヴァイはサラの顔を見つめながら、燕尾服のジャケットを脱ぎ捨て、ズボンのベルトへと手をかけた。