【進撃の巨人】 never ending dream R18
第18章 咽び泣く~親を夢む~●
舌を絡め合わせる音が、先ほどよりも大きく聞こえた。
重ね合うリヴァイの唇が、いつもよりも柔らかく感じる。
時おり髪を撫でるその手つきでさえも、サラの身体を熱く高揚させた。
「あぁ…ひとつ言い忘れてた。」
リヴァイはそっと唇を離し、サラの長い黒髪を片側へ寄せ、露わになったサラの耳へと優しくキスをする。
「んっ…。」
耳をくすぐるリヴァイの息に、サラは思わず声を漏らす。
そんなサラの耳元で、リヴァイはそっとささやいた。
「外からは見えるかもしれねぇが、別に構わねぇだろ。
なにしろ、この部屋にはカーテンがねえんだからな…。」
そう言うとリヴァイは、サラの耳を舌先でゆっくりとなぞっていく。
「ぁんっ…やめてよ…。」
リヴァイの滑らかな舌使いに、サラは徐々に理性を失いはじめていた。
「おい。
声を出すんじゃねぇよ。
誰か来ちまうだろ?」
リヴァイはサラのジャケットを脱がし、シャツのボタンを外していく。
下着をずらし、露わになったサラの胸を、リヴァイはじっと見つめた。
「…綺麗だ。」
サラの耳元で、リヴァイはそうささやいた。
リヴァイを飲み込みたいという欲望が、サラの中に溢れる。
視界を遮られ、徐々に服を脱がされていく。
リヴァイがどんな表情を浮かべているのかさえ分からない。
どこを見つめ、次に何をしようとしているのかさえ読むことが出来ない。
リヴァイの息遣いと、丁寧に服を脱がしていく指先に、サラは意識を集中させた。
身体を締め付けている立体機動装置のベルトを外される。
片脚ずつブーツを脱がされ、ズボンを下ろされた。
「リヴァイ…君は悪趣味だ。」
シャツの隙間から胸を露出させられ、下半身を下着だけにされてしまったサラは、溜め息混じりにそうつぶやく。
「あ?
お前だって“悪趣味”だろ。
…こんなに濡らしてんじゃねぇよ。」
リヴァイはサラの下着をずらし、グショグショに濡れたその秘部へと、指を滑り込ませた。