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【弱虫ペダル/箱学】短編集

第1章 短編集


保健室で告白


箱根学園の養護教諭、いわゆる保健室の先生はすこし不思議な人だ。
保健室と言えば学校に一つしかないのが当たり前だろう。
ところがこの箱根学園は学校に二つある。
一つは怪我・病気専門の養護教諭、もう一つは心のケア専門の養護教諭だ。
スポーツに力を入れている箱根学園ならではのシステム・・・らしい。
詳しくは知らない、というか覚えていないが。
そして変わった先生というのはこの二つ目の保健室の先生、名前先生だ。

何が不思議かというと、まず保健室の先生は長めの白衣をまとっていることが多い。
が、名前先生は私服だ。
しかもかなりラフな。カーゴパンツ・チノパンというラフさではなく、思いっきりルームウェア寄りな感じなのだ。
これはみんながリラックスして話してほしいからとか、そーゆー理由を述べていた気がするがあまりにも部屋着同然の先生が可愛すぎたので思わず見惚れてしまい、あまりその時の会話を覚えていない。

そしてこの先生、かの有名な大学を出ているらしいのでかなり頭が良いらしいのだが、普通に話していると全くそれが感じられない。
メガネを掛けて色気たっぷりのもイチ男子としては嬉しいが、こういった可愛らしい姿の方がキュンと来るものがある。
それに先生と話しているとホワホワ・・・ポカポカ?
ホクホク?そんな感じになる。
とにかく、名前先生は見目もよろしく性格も可愛らしくそして生徒と歳がすごく離れていることもないので箱根学園の中ではかなりの人気の先生なのだ。



そしてオレもその先生が気に入っている一人である。



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