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恋して。愛して。

第1章 『独りぼっち』から『ふたりぼっち』に


10年前に引き取られてから、僕は両親が突然死んで、訳の分からないまま引き取られて困惑が続いていた僕の遊び相手になってくれた。
いじめられて泣いたりすると僕を全力で守ってくれた。
両親のお葬式で知らない人に囲まれた怖い夢を見たときは、わざわざ起こしてくれてまで一緒に寝てくれた。

そういう優しさに触れて、知らず知らずの内に好きになってしまったんだ。

『もう、ひとりぼっちじゃないよ。もし、春樹がぼっちになるなら、今度は俺とふたりぼっちだから。』

僕にとっての救いの言葉。
両親が死んで塞ぎ込んだ僕を外の世界に連れ出してくれた言葉。

『ふたりぼっち』
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