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吸血鬼なんて聞いてないっ!

第9章 失ったモノ


No side



岩「おい、しっかりしろよ」

及「だってーえるのこと心配じゃーん
まだ顔も見てないし?起きたってのも聞いてないし?
寮に1人っきりになってるんでしょ!
そりゃ心配になるよ!」


岩「チッ…メンドクセェ」

及「わざわざ盛大に舌打ちしてくれなくてもいいでしょ!」

岩「今までやってきたこと思い出せ!」


及「んーー
朝は、岩ちゃんに無理やり学校連れてこられたし、
昼は飛雄のことからかいに行ったら、
岩ちゃんに殴られたでしょ
部活んの時は、
マッキーの顔面にトスしたり、
金田一の後頭部にサーブを打ったり、
岩ちゃんにはトスもサーブも、スパイクも
全部ぶつけたね」


岩「身が入ってねぇんだよ!
みんな心配だから、早く帰るために頑張ってんのに、
お前だけまだへこんでんじゃねぇー!!!」


及「いったーい!!!
蹴りも殴りもするなんて、酷いよ岩ちゃん!」

岩「まだ足りないのか!」

及「結構です!!
あ!待って岩ちゃん!もうへこまないから!
むしろ岩ちゃんのせいで凹んでるから!」






金「大丈夫ですかね、あれ。」

花「まだ大丈夫だろ
もし岩泉が半殺しにしかけたら、俺らも加勢しに行くからな」

遠目から見る蒼の塔の一同は呆れて見ていた


松「まぁ、アレに入って行ったら、
俺らも、とばっちり受けそうだな」


苦笑しながら、サーブ練習に移る。


それをみて各々で自主練を始める


花「今日は監督もコーチもこれねぇから、
キリいいとこで終わるべ」


金田一にボールを渡すと、
松川に声をかけながら自分も自主練に移った。


渡されたボールをじっと見てから、
何か決めたように自主練に向かった。


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