第2章 ハジメテ
える
先生が来て、
自己紹介をみんながして。
HRが終わると、すぐ下校。
今日はそんな感じらしい。
寮の選択や見学がある人もいるようで
私自身もそうなんだけれど。
谷「えるちゃんは、寮?」
える「ええ。仁花ちゃんは?」
谷「私は違うよ。家も近いし…。」
える「じゃあ、寮まで一緒ではないのか…」
谷「申し訳ありません、本当は送ったりするべきなのに…。」
申し訳なさそうにいう彼女に申し訳無かった。
える「大丈夫だよ?学校でお話しできるから!」
谷「ソウデスネッ!また、明日もお話ししましょう!」
うん。と返して、手を振る。
える「また、明日。」
谷「また、明日!」
そう言って私達は別れた。