• テキストサイズ

吸血鬼なんて聞いてないっ!

第2章 ハジメテ



える

入学式も終わって
教室に戻ってきた。

改めて見ると、いろんな人がいる。
…オレンジ色。

確か、日向くん。
名前を覚えるのは得意だ。

はしゃぐ人たちを見ていると

「あのっ!えるさんっ!」

後ろからこえをかけられる。

「谷地 仁花です!よろしくねっ!」

後ろの席の子だ。

女の子に、話しかけられるなんていつ振りだろう。

える「うん。よろしくね!」
谷「おおっ!笑った!!」
える「嬉しいもの。笑うよ。」

私がそう言うと、彼女も笑顔で返してくれた。

暖かい友達ができた。
/ 122ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp