• テキストサイズ

【少ハリ】原石の輝き

第2章 風見颯ーカケルー


「テッシー、キャット、お疲れ様でした!」
「今日も一日、ご苦労さまでした」
テッシーが事務室から顔を覗かせた。
着替えて裏口から外に出ると、カケル君がいる。
「お待たせ!」
「待ってないよ。帰ろっか」
駅までの道を、カケル君の隣を歩く。
「たまには手、つなごっか」
笑顔でそう言うカケル君。
私が返事をする前に、大きな手が私の手を取る。
あったかくて、優しい手…私も、カケル君の手を握り返した。

~終わり~


/ 35ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp