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第8章 岩鳶 :橘真琴 切甘 続




心臓がバクバクする

嘘、真琴が、私を?


『私は、やりたい事があるなんて嘘。ほんとは岩鳶しか知らない一生を生きるのは嫌だった...のと.....真琴への想いを忘れるため!!ずっとずっと大好きだったから、幼稚園の頃から私には真琴しか居なくて大好きなのもそばにいて欲しいのも全部全部真琴で....だから、、』

ちゅー

「ごめんね、ずっと辛い思いさせてたなんて思わなかった。オレよりずっと悩んでたんだね、ごめん。ありがとう。オレも大好きだよ」


泣きながら、半ば叫びながらいう私を抱きしめて頭を撫でてくれた。


『真琴、好き。大好き。ずっとそばにいて、、、』

「うん。好きだよ、、、」

そう言うとさっきよりも深く口付けをした。

何度も、何度も、お互いの時間を取り戻すかのように.....


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