第11章 電気石の洞穴
出口の少し前でNは足を止めました
「N?」
「此処で彼を待つ」
「…わかりました」
今回はお兄様もいます。
トウヤの事…どう思うかしら
‐トウヤSide‐
N…ツグミ…
あいつらが結婚してるって聞いた時は驚いた(あの指輪マジで結婚指輪だったのか…←)
そして…プラズマ団の王と姫だということも
オレはポケモンの解放なんて絶対に嫌だ
だから…止めてみせる!負けない!
オレは先に進んだ
ダークトリニティにまた連れてかれた先に沢山のプラズマ団達がいた
「お前強いな…だがお前みたいな奴が一番ポケモンを傷つけているんだ!」
「あんたみたいな奴にN様とツグミ様の気持ちがわかるもんか!」
団員達は口を揃えてポケモンを解放しろとかN様がツグミ様が!とか言う
なんでそんなに…!
「おい」
「!?」
「ボーっとしてたらオレのポケモンでぶっ飛ばすぞ」
目の前にいたのはツグミにそっくりな男…
「ツグミ…じゃないよな?」
「服見れば男だってわかんだろ。アイツはオレの双子の妹…」
双子かよ!!
だからこんなに似てるのか…
「次の相手はオレ…ぶっ飛ばす…」
そう言ってリグレーとゴチミル、ヒトモシを繰り出す
「トリプルバトルかよ…」
「悪いか?」
「悪くねぇよ…」
なんだかコイツの目…怖い。水色の瞳が冷酷に見える…!!
「さっさと終わらせる。 オレ達の邪魔をする奴クズは排除する」
「随分と口が悪いな。オレは簡単には負けない!」
オレも手持ちから三匹ポケモンを繰り出す
まだまだここからだ!
‐トウヤSide End‐