第11章 電気石の洞穴
‐数分後‐
トウヤが階段を駆け上がり私達の所へ来ました
団員達に全員勝ったのですね…
「多くの価値観が交じり合い世界は灰色になっていく……ボク達にはそれが許せない」
「N…!」
「ポケモンと人間を区分し白黒はっきりわけるそうしてこそポケモンは完全な存在になれるんだ そう!これこそがボクの夢!かなえるべき夢なんだ!トウヤ!キミにも夢はあるのか?」
「ああ!あるぜ!」
トウヤがそう言うとNは嬉しそうな顔しました
「夢がある……それはすばらしい……キミの夢がどれほどか勝負で確かめるよ。ツグミ、見ていて」
「は…はい!」
Nとトウヤのバトル…!
久しぶりに見ます!
……………………
…バトルに勝利したのはトウヤでした
どうして…何回もトウヤのポケモンは勝っても負けても嬉しそうなの?
「……どうしてだ?トレーナーであることを苦しく思うまま戦っていても勝てないのか……クッ!こんなことで理想を追究できるか!伝説のポケモンと……トモダチになれるものか……!」
N…辛そうです…
「トウヤ!」
ん?女の子がこちらに来ました
黄色のショートボブに緑色の帽子…
「ベル!」
「もうすぐフキヨセシティだね」
さっき言ってたベルって人ですね…
するとまたもう一人白衣を来た女性が来ました
「……ベルは耳がいいのね あんな遠くからでもトウヤの声が聞こえるなんて…でトウヤ、そちらのトレーナー達はどなた……?」
するとNが女性を睨みつけました
「……アララギか トレーナーとポケモンの関係に疑問ももたず…人間の勝手なルールでポケモンを分類しポケモンという存在を理解したつもりになる……そんなポケモン図鑑が許せないのだがアナタはなにを考えているんだ?」
ポケモン図鑑…!!
そんな…酷いモノを作っているのこの人!?