第7章 スキとキライ
「トレーナーはポケモンに好き勝手命令している…仕事のパートナーとしてもこき使っている…そんなことはないと誰がはっきり言い切れるでしょうか?」
ゲーチスの言ってる事は正しいです
私もNも…トレーナーなんてキライ
「ポケモン達に対しワタクシ達人間がすべきことはなんでしょうか?そうです!ポケモンを自由にすることです!!」
ポケモンを自由…なんていい響き…
「そうしてこそ人間とポケモンは初めて対等になれるのです!皆さん、ポケモンと正しく付き合う為にどうすべきか考えてください。これにてワタクシゲーチスの演説を終わります…ご静聴、感謝します」
ゲーチスはそう言ってプラズマ団員達と一緒にゲートの方に行きました
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ゲーチスの演説を聞いた街の人達はざわついています
「今の話…わしたちはどうすればいいんだ?」
「ポケモンを解放ってそんな話ありえないでしょ!」
「反対意見ばかりですね…」
私がそう言うとNは頷きました
「そうだね、皆ポケモンを縛り付けたいんだ」
愚かな人間…
こんな人間達がいるからポケモンは傷ついてしまう
なんて悲しいんだろう