第7章 スキとキライ
‐???Side‐
演説を聞いて意味わからなかった
ポケモンの解放なんて、ありえない
「馬鹿馬鹿しいよね、トウヤ」
「ああ…」
チェレンも呆れた顔をしていた
その時だった
「キミのポケモン…今話してたよね」
「!」
横からいきなり話し掛けられた
振り向くとそこには黒の帽子に緑色の髪、ハイライトのない瞳をした背の高い男の人と
茶色のふわふわした髪に水色のペンダント、水色の瞳をした女の人がいた
「…随分と早口なんだな。それにポケモンが話した…だって?おかしなことを言うね」
チェレンが二人を見ながら答えた
「話していますよ。貴方達にも聞こえないのですね…可哀相に…」
女の人が悲しそうにこたえる
この二人…ポケモンの言葉が解るのか!?