第26章 悲痛な叫び
「させるかよ!!」
キョウヘイがブーピッグに機械を向けボタンを押しましたました
すると…
「ブヒッ!?」
ブーピッグが苦しみ始めました…
い…一体何が…?
「どうしたブーピッグ!?」
「ユリア!」
「はい!ブーちゃん!ツグミさんの心を元に戻して!!」
白いリボンを付けたブーピッグが私の前に姿を現し
不思議なステップを始めた…
そして…
何もかも思い出した
Nと過ごした二年間…
彼を、どれだけ愛していたのか
ポケモンへの大切な想い…
「ああ…あ…」
私は
彼になんてこと言ってしまったんだろう
ポケモン…私の大切なトモダチがプラズマ団によって苦しめられていたのに…
知らない顔してしまった…!!
「イヤアアアアアアアアアアアアア!!!!」
私の悲鳴は
強く響いた