第4章 突然の出来事
‐ライモンシティ‐
7年ぶりのライモンシティです!
アーケオスにお礼を言った後Nさんはボールに戻しました
「じゃあ行こうか」
「はい!…あ…」
Nさんはいきなり私の手を握りました
お、男の人に手を握られるのはお父さん以来です !
「ライモンシティは人が多いからね。こうして逸れないようにしないと」
「は…はい!!
Nさん優しいです…
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観覧車は空いていてすぐに乗れました
生まれて16年、初めての観覧車…
上に上がると時刻が夕方なので景色がとても綺麗です!
「Nさん!綺麗な夕焼けですね!」
「………」
「Nさん?」
Nさんは何故か景色ではなく私の方をじっと見ていました
顔に何かついてるかしら…←