第20章 引き離された二人

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オレはアクロマ様の部屋を後にし、ツグミ専用の部屋に来た


「ん…」


「ツグミ、起きたか？」




ゆっくりと水色の瞳を開けるツグミ
そして真っ直ぐオレを見る





「お兄様…ここは…」


「プラズマ団のアジト。お前の新しい居場所だ」


「居場所…？」




まだ理解してないツグミをオレは優しく抱きしめ、耳元で呟いた


「そう…いいかツグミ。お前は裏切り者の王…Ｎのせいで人生を目茶苦茶にされたんだ。アイツはお前にまで罪を被せた敵だぞ？アイツの大好きなトモダチを使って世界征服をして復讐するんだ…いいな？オレの命令は絶対だぞ？」





そう言ってツグミを離した…すると…







「はい、お兄様…Ｎは敵です。彼の元には戻りません…ツグミはお兄様と一緒にいます」








笑顔で答えるツグミ
…フフフフ…Ｎと再会する時が楽しみだ





～レイン Side End～