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絆-キズナ- ポケモン夢小説

第15章 白と黒(中編)










もう…誰の顔も見れない……



「……貴様!そんなくだらぬ考えで!」


アデクの怒り声が聞こえる…


「なんとでも。さて…神と呼ばれようと所詮はポケモン!そいつが認めたところでトウヤ!アナタなど恐るるにたらん!さあ かかってきなさい!ワタクシはアナタの絶望する瞬間の顔がみたいのだ!」



「ふざけんな!てめぇなんかにオレは絶対に負けない!」


!トウヤが戦う…


「トウヤ!」


私はその場所から動かずトウヤのポケモンに治癒能力を使いました


「誰が何をしようと!ワタクシを止めることはできない!」






トウヤお願い…
負けないでください…!










ゲーチスとトウヤの戦いが始まり…


私はずっと戦いを見ていました…心が重いまま…

すると…


「N…」


Nが私の手を握りました…手は…震えています…


「……」


Nは何も言いませんでした…


そして…


トウヤは見事ゲーチスを倒しました


「何故だ?どういう事だ?ワタクシこそがプラズマ団を立ち上げた完全な人間なのだぞ!?」


ゲーチスは納得がいかず取り乱しています…


「さて二人共…今もポケモンと人は離れるべきだと思うか?」


「……」


私は答えられず、Nは左を向きました


「……ふはは!英雄になれぬ ワタクシが伝説のポケモンを 手にする……そのためだけに 用意したのがその N!!いってみれば人の心を持たぬバケモノです!そんないびつで不完全な人間に話が通じると思うのですか?」




このゲーチスの言葉に私は




我を忘れ…


気がつけば…



ゲーチスの服を痛いくらい掴んでいた











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