第15章 誓いのキス ※R15指定
チュッ
俺は唇を離し、ソファでぐったり瞬きをして見上げる美琴を、見る。
俺の中の征服欲が顔を出した。
ソファーの背に手をおいて、彼女を逃げられないように、囲う。
そして、またキスをしようとしたところで
「い、イタイ…。」
美琴が目を押さえて、下を向いてしまう。
どうやら、コンタクトレンズがずれたようだ。
戸惑っている彼女を見て、俺は口角が上がってしまう。
頭にキスを落として、彼女の頭を撫でた。
「洗面所まで連れていこう。」
美琴を抱えて、俺は洗面所へ連れていくことにした。