• テキストサイズ

~スミレ色の婚約者~【黒子のバスケ☆赤司】

第29章 夏合宿 ④海と水着と



[美琴]



暑い日差し、ジリジリと砂浜を焼いている。


他の選手陣は、トレーニングに勤しんでいるし、誰も私たちには注意を向けていないと思う。


征十郎さんの視線を感じながら、私は手をグッと握ってから、ゆっくりパーカーのファスナーに手を掛けた。



「あ、あまり期待しないでくださいね…?」



頬を赤くしたまま、目をぎゅっと瞑り、ファスナーを開けた。



/ 164ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp