• テキストサイズ

~スミレ色の婚約者~【黒子のバスケ☆赤司】

第26章 夏合宿 ①女子の準備は大変です。


「…美琴センパイ。
センパイが決めないと、優希センパイと香澄センパイ、興奮収まらないみたいなんで、早く決めちゃってください。
じゃあ、着替えちゃいますね!」


可愛く手を振って、フィッティングルームに戻った水樹ちゃんを見送って、私は腹をくくって、2人に向き直った。



「…分かりました。二人が選んでくれた水着、一度着てみます。
それで、決めましょう。」

「「ノッた!」」



こうして、私は二人が選らんんでくれた水着を試着することにした。




しかし




「可愛いし……。」

「似合っているんですけど……。」



優希と香澄は、私を凝視して腕を組んだ。




「「美琴らしさが足りない…。」」

「ぅぅ……、もうっ!私は水着、着ません!」




ビキニなんて着たことなくて、恥ずかしい。
フィッティングルームのカーテンで体を隠して、思わず叫んだ。


すると、着替え終わった水樹ちゃんが、私に水着を渡してくれた。



「美琴センパイっ!これ、着てみてください。」

「ぇ……ぅ…うん。」



私は、水樹ちゃんから受け取って、フィッティングルームに戻る。

着替えて出てくると、3人が凝視してきた。



「「「これ!」」」

「ふぇっ!!」



3人の勢いの押され、私はその水着を購入することにした。



/ 164ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp