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~ファインダーの向こう側~【黒子のバスケ☆黄瀬】

第2章 写真に写る違和感


「黄瀬くん。昼休みにお願いした件なんだけど。なんか話が大きくなってきて、君のファンたち、みんなが欲しいって言ってきてるの。」


眉を下げ困った顔をしている卯月センパイに、オレはヘラっと笑いながら言った。


「あーーいいっスよ。校内の話だし。もーどーにでもしてって、感じっス。」


すると今の話を聞いていた、センパイたち
に容赦なくど突かれる。


「くっそ黄瀬ぇ!!!」

「うっせぇぞ、黄瀬!!」

「いったっ!痛いっスよっ!もう、蹴ることないじゃないっスかぁー」

「……分かった。ありがとう。……では、よろしくお願いします!」


そういって、彼女は一礼してコートから出ていった。


『……ん……?』

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