第37章 ☆海常高校文化祭☆
「オ(レ)は、ヤ(リ)ますよぉーーー!!!…は、ハズカシイっスけどぉーーー!!」
早川センパイが若干顔を赤くして、ハート柄の迫力ドレスを身に纏っている。ドレスの裾には演劇部の衣装係さん達が座り込み、一生懸命微調整している。
「アレは、お前には出来ないよな…。」
「あぁ…。」
早川センパイの有り様に、小堀センパイは冷や汗を流して呟き、それに頷いた笠松センパイが立ち上がる。
そこに、俺が特大ジャンプで体育館の舞台から飛び降り、センパイ達へ駆け寄った。
「セーーンパイ!どうっすか?!俺のようやく出来たんスよっ!!」
「「「黄瀬っ!?」」」
さぁ!明日は文化祭だっ!!