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~ファインダーの向こう側~【黒子のバスケ☆黄瀬】
第22章 涼太の傍へ
「涼太。」
美空っちが俺を呼ぶ。
「美空っち。…なんでここに…いるんスか?」
気持ちが沈む。
シンドクて、視線が下がっていく。
美空っちに、会わせる顔がない。
「傍にいたかったの、私が。」
美空っちの優しい声がする。
俺は、顔をあげた。
すると、美空っちが俺の前に来ていて、俺の手を取った。
「一緒に帰ろ。」
「え?!えっ!ちょっと、美空っち?!」
そう言って、強引に俺を引っ張った。
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