• テキストサイズ

【黒バス】赤司さん家の五つ子ちゃん【赤司夢】

第6章 お祭り(高校時代)


ドン――――

「きゃぁっ!!」

「わぁ!!」

何かにぶつかり衝撃のあった方を見ると小さな男の子がいた。

「ごめんね…大丈夫?」

「うっ…………わぁーーん!!ママー!!」

「ええっ!?どどどどうしたの!?大丈夫?どうしよう!!征くん!!」

なんで泣いてるのー僕!!

そんなに痛かった?

征くん助けて!!

Help me!

「君は迷子なのかい?ママは?」

「ママも…皆もどっか行っちゃった…グズッ…」

征くんは男の子を抱き上げ人が少ないところに移動した。

もちろん私も後をおった。

「君の名前は?」

「ショウ…」

「どこでママたちとはぐれたの?」

「お面やさん」

今私たちがいるところからお面やさんは結構離れていた。

「その付近にいるかも知れない…」

征くんはそう言うとショウ君を肩車し、歩いていった。

「わあ…たけぇ!!」

ショウ君は肩車されてその右手にはさっき私が征くんに買ってもらったりんご飴もあった。

「君のママがいたら言ってくれ」

「うん!!」

なんか…親子みたい。

2人の姿を見てふと思ってしまった。

ヤダヤダ!!まだそんなこと考えるのは早いわ美奈子!!

でも、いつかはなったらいいなー

なんてことを一人考えながら歩いていた。
/ 115ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp