• テキストサイズ

【黒バス】赤司さん家の五つ子ちゃん【赤司夢】

第3章 赤司家の日常


「真太郎君、何にしたんですか?」

「これなのだよ」

「んーーと……はらぺこあおみね……へんなのー」

次男の持っている絵本のタイトルを四男が読んだ。

「こんなの聞きながら寝れないッスよ!!」

「この絵本のキャラクターって、大輝くんにそっくりでしたよね」

五男がそう言うと長男、次男、四男はじーっと絵本の表紙と三男を見比べた。

「「「「ぷっ……」」」」
「笑うな!!」

4人が三男をみて笑っていると私がドアが開きやって来たのだ。

「ママー!!」

長男は私に抱きつこうとしたが、寝転んでいる四男につまづき転んだ。

「痛いよー」

「痛いッス……」

四男は足元を、長男は顔をおさえていた。

「大丈夫?2人とも…」

私は長男を起こすと自分の布団に連れていった。

「ママ、今日の絵本はこれなのだよ」

「はい……じゃあ読むよ…」

私は次男の持ってきた絵本を読んだ。




私が絵本を読み終わったころ、五つ子たちはスヤスヤと夢の中に入っていた。

私は音を立てずにそっと部屋を後にした。

「おやすみなさい。五つ子ちゃん」
/ 115ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp