第3章 赤司家の日常

暫くしてお説教が終わると３人はけろっとして子ども部屋に遊びに戻った。

「ふう………あいつらにはまだまだ教育が必要だな」

「ふふっ、おつかれさま。でも、まだ小さいんですからほどほどにしてくださいね」

私はコーヒーを征くんに出すと隣に座った。

「それに今日のハンバーグとスープににお野菜いっぱい入ってますから」

「そうか、じゃあ残した者は明日野菜弁当にでもしておいてくれ」

「そうですね、考えておきます」

私は冗談半分に受けとり一口コーヒーを飲んだ。